“海外のオンラインストレージサービスを悪用した音楽の不正アップロードで初の逮捕者”というニュースについて

海外のオンラインストレージサービスを悪用した音楽の不正アップロードで初の逮捕者

いつのまにかこんなニュースがあったんですね。これは1月1日の法改正とは関係がない従来の刑法で違反とされていること(違法アップロード)で逮捕されたんですが、とうとう海外サーバだから大丈夫という話はなくなってきたのでしょうか?
記事を見た感じ海外サーバにアップロードして”初”の逮捕者です。とうとう警察も本気なのか?最初は大量にアップロードしていた人を見せしめ逮捕だろうけど。

違法アップロードに関しては逮捕および刑事罰があるので注意したいところ。どうして北海道警なのか気になるところですが。

今年改正の違法ダウンロードの方は実際には刑事罰もないし逮捕もないザル法ですが、民事の訴訟は起こされる可能性があります。いまのところまだそのような事例は発生していませんが。

P2Pとかは知らんけど、例えば今回のような海外サーバからの違法ダウンロードをそもそもどうやって調査して訴訟までもっていくのかという疑問が未だにありますがw。(調査に乗り出すキッカケはどう見つけるのだろうw)

恐らく今回の逮捕者はなんらかの個人を特定できる痕跡を残していたのではないかと個人的には考えます。ブログとかSNSとか掲示板とかで宣言してたりね。

個人的には”海外オンラインストレージ”うんぬんは関係ないだろうな、と考えます。結局”海外”と見出しに書いてあるのは一般市民のミスリードを誘ってるんだと思うんです。たとえ海外サーバでも逮捕されるよ!っていう。で実際にはブログとかSNSとか掲示板とかから掘られていっただけという。(推測)

社団法人 日本レコード協会
広報部

   北海道警察生活安全課及び札幌中央署は、昨日3月1日、海外にサーバがあるオンラインストレージサービスを悪用して権利者に無断で音楽を公開していたとして、愛知県豊田市在住の男性(46歳)を著作権法違反の容疑で逮捕しました。
   この男性はアメリカにサーバがあるオンラインストレージサービスを悪用して、ビクターエンタテインメント株式会社、ユニバーサル ミュージック合同会社およびエイベックス・エンタテインメント株式会社が著作隣接権を有するレコードを公開し、それらの公開先のURLを「曲貼り精鋭達のたまり場(http://jetboys.alink7.uic.to/)」という掲示板に掲載し、不特定多数がダウンロードできる状態にしていたものです。警察の調べに対し、被疑者は容疑を認めています。
   なお、海外オンラインストレージサービスを悪用した音楽の著作権等侵害事犯の逮捕者は国内で初めてのことです。
   今回の事件は、知的財産権侵害に係る事件として警察が積極的な取締りを行った結果によるもので、この種の著作権等侵害に対する大きな警鐘となるものです。当協会は、今後とも警察との密接な連携により、積極的な違法対策活動を行っていく所存です。

以上

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