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PS3のBD事情 [ DATA DISC / BDMV / BDAV / AVCHD]

PlayStation3 (PS3) v4.11に於いて認識できる光ディスクは専らCD/DVD/BDだ。

その中でもBDに限って見てみると4パターンあって1つ目は通常のデータディスク。
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簡単に言ってしまえばこれはUSBフラッシュメモリやUSB外付けHDDみたいなものである。Windowsエクスプローラでファイル操作できるので非常に楽。ただしエクスプローラでファイル操作やっていてはギコギコやってドライブに良くない気がする。ディスクという性質上、できるだけ一つのデータは連続で書き込みたい。ようは断片化するとPS3のドライブに負担がかかるというか、データの転送に支障がでそうという不安がある。

なのでImgBurnを使って一度に22GB程度を穏やかに連続して書き込むのがよさそうだ。同時にROM化できる。

再生させるプレーヤとしてPS3があるのであれば他の民生BDプレーヤ/レコーダとの互換性というか再生は諦めてデータディスクとしてBD-RなどにPS3で再生できるマルチメディアフォーマットファイル(MP4,M2TS,TS,WMV,MP3)などを記録するのが一番手軽で且つ再生可能性が高い。後述する規格上の制限はないに等しく、制限は内蔵HDDのときとほぼ同じだろう。

基本的に内蔵HDDにある時と挙動は同じなのでリムーバブルストレージとして見てやればいい。データディスクなのでメニュー画面などの派手なものはない。PS3のファイラーがすべて。

つづいてBDMV。市販されているBD映像ソフトがこれにあたる。どんなBDMV認証プレーヤでも再生できるよう互換性維持のため厳密に規格が定められており、解像度の定型サイズや走査方法、圧縮メソッド等々に多くの制限がある。その他音声にAACは使えないためリニアPCMかAC3が定番である。PS3の場合規格外のAVCストリーム内包BDMVディスクの場合、規格内の音声だけ流して画面まっくらということもある。

回避には市販オーサリングソフトによる誘導的なAVC圧縮をするかx264にて最適なオプションでAVC圧縮する必要がある。

またBDMVフォーマットへオーサリングする際に専用アプリケーションが必要である。無料であればmultiAVCHDがある。有料であればググれば結構見つかる。先に出てきたmultiAVCHD、名前にAVCHDとあるがBDMV/AVCHDの構築が可能である。長らく開発が停止してしまっているのが惜しいところ。multiAVCHDの良い所はAVCストリームを再圧縮しないというところ。基本的に入力ファイルがAVCの場合そのまま使う。BDMVのコアとなる動画部分の最適多重化はtsMuxerの力を借りている。Strictでやらないと東芝のレグザBDレコーダで再生できなかったのでStrictを選びたい。

また動的な簡易メニューを作らねばならないので余分に時間がかかる上に、日本語環境では非常にストレスがたまる部分がある。またメニュー部分の映像を圧縮する時間も必要である。

有料のオーサリングソフトはそもそも映像部強制再圧縮(規格適合のため)だったりするので無駄な劣化、再圧縮を嫌う上級者には好かれない。細かいことは気にしない、とにかくBDMVが作りたいんだ!というニーズへに対するアプリケーションといったスタンスである。

まとめるとそのHD映像がPS3以外にも再生させたいのであれば基本的にBDMVである。ただし、上記の通り作成するのがいろいろ面倒なのである。長時間かけてつくったものがブラックアウトしたときのショックときたら・・・。

3番目、BDAV。姉妹規格にAVCHDやAVCRECがある。これは基本的にBDレコーダがテレビ番組を録画する際に使われる規格・フォーマットである。市販のオーサリングソフトはBDMVがあるため存在しないはず。なので自作は不可能・・・というわけでもなくchotBDAVというCLIアプリケーションが存在する。

もともと地上波放送のMPEG2+MPEG2AACの無劣化録画を想定しているのでBDAVにはAAC音声が使える。また動的なメニュー画面というものは存在しない。と思う。

番組情報から取得し書き込むという想像。

BDMVではAACが使えないのが嫌!、メニューとか(゚⊿゚)イラネ無機質なテキストでおkという人ならBDAVでいいかもしれない。ただしchotBDAVではタイトル情報をいじる方法を見つけていないので「タイトルなし」が氾濫して目当ての物を見つけにくい。

これまたAVCの制約が厳しいので気をつけたい。

最後にAVCHD。先ほどからチラチラ出てきているが、そもそもはデジタルビデオカメラ向けでDVDメディアにAVCなHD映像を記録・再生させるために作られた。BDMVを元にしているのというかBDMVをDVDでも使おうとしただけなので動的なメニュー画面がある。

AVCRECというDVDにテレビのHD映像を録画するという規格があるがソニー松下はHD映像にはBDディスクを使え!というスタンスなのでAVCHDはAVCRECのようにテレビ録画には用いられない。ロゴマークが付いているのは記録できますよの意味ではなく再生できますよの意である。

AVCHDはmultiAVCHDでオーサリング(自作)可能である。またAVCHDは書き込むメディアがDVDに限定されずBD、SDカード、メモリースティック、HDDなどに適切な方法で書き込んでも認識する機器がある。基本的にはデジタルビデオカメラのAVC撮影の記録のために応用開発された規格と思えばいい。DVDメディアにHDD映像を収めたい時に選ぶのが普通だが、BDメディアが安価になった今、最大8.5GBのDVDを買い足そうとは思わないのでこの規格を選択することは少なくなる一方である。

ここでAVCRECについても触れる。BDAV応用して開発された。BDAVとなにが違うかというと、かつてBDよりも安価であった物理DVDメディアにAVCに再圧縮したHD映像を収めるというコンセプトから生まれたの規格・フォーマットであるというところ。悪く言えばケチケチ規格である。

DVDにHD映像を記録するという点ではAVCHDと同じだがBDAVを応用したため動的メニューがない。はず。見たことないのだ。ソニーはAVCRECディスクには対応しないのでもちろんPS3では再生できない。また仕様非公開のため自作不可である。ただAVCHDで同様のことができるのでこだわることないが。

 

HD映像記録フォーマット選択チャート(挫折中)

■ブルーレイディスク書き込みドライブとブルーレイディスクがある

ある
ない→◆

◆DVD書き込みドライブとDVDがある

ある
ない

再生するのはブルーレイプレーヤだ

はい
いいえ

時間がかかっても動的なメニューが欲しい

欲しい
要らない

▼再生するのはPS3だけだ

はい→BD/DVDをデータディスクとしてMP4などを直接書き込む
いいえ

AVC圧縮の制限に縛られたくない

はい→■
いいえ

音声にAACを使いたい

はい
いいえ

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